羊飼いの時計

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僕の一番好きなミュージシャンが、Arsenio Rodriguez(アルセニオ・ロドリゲス)。
キューバ音楽史上最大の巨人で、この人がNYでサルサを作ったようなものだ。
(その辺の詳しいことはHABANAでお話ししましょう。)

アルセニオのヒット曲に、『 El Reloj de Pastora 』という曲がある。
彼は何度かこの曲を吹き込んでいて、日本でレコードやCDが発売された時には必ず『羊飼いの時計』と直訳の邦題がつく。
竹村淳さんはご丁寧にも『女羊飼いの時計』とまで言っている。
だからこの曲を聴く時には、緑の草原をイメージしたりしていた。
でも、歌詞の内容からしてどうも変で、先日MARIOに聞いて見た。
Pastoraというのは女性の名前だという。今現在はほとんどない名前だけれども、昔はよくあった名前だそう。
「パストリータ(パストーラちゃん)、ぼくのズボンのポケットに入っている時計が壊れたので、きみの時計をぼくにちょうだい。」という単純な内容。
でも「壊れる」という意味の動詞Romperには、「勃起する」という意味があるそう。
要するに「パストーラちゃん一目会ったときから、したくてしたくてたまらないから、ちょっとお願いしますよ。」といった意味なんだって。
誰、最初に『羊飼いの時計』と邦題をつけた人は。
今度とうようさんに教えてあげよう。
※『羊飼いの時計』の元々の意味は『たんぽぽ』のことで、夜明けとともに咲き、日没とともに萎むので、羊飼いはこの花を見て時を知ることができるのだそう。ずいぶん詩的な表現だね。

アルセニオには他にもおかしい歌詞があって「カニが学校に行って野球をする。でもヒットを打っても一塁にたどり着けない、だって横にしか走れないからグラウンドの外にでてしまう。」なんて曲もある。

そうそうアルセニオ以外でも、チャチャチャの歌詞はほんとおかしいんだ。
出勤時間なので以下次回。
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by misalsa | 2005-11-27 18:53 | キューバ音楽


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